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氷見市オーベルジュの前庭および中庭
荒井好一郎建築設計室
氷見牛の名店による別館及び宿泊棟の庭。男前な黒色の建築に似合う植物は実は紅葉である、と昔の偉い作庭家が言ったと聞いた事は無い。肌感でそう思ったのだ。植木市場で見た瞬間に完成した空間だ。色が欲しいと考えたら隣のコーナーに山躑躅がこちらを見ていた。呼ばれている。足元は砕石で、と決められていた。歩くとジャリッジャリと心地良い音がする。導線を決めないと闇雲に敷地中を歩きたい人が続出しそうなので色のついた砂利で道を描いた。