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砺波市宿泊施設外構
五割一分
散居村の中にある民藝に触れる宿『楽土庵』。古民家再生と現代の粋を融合させるべく、逆説的であるが簡素な庭の形態を探る。この地の良さを生かす為、只々良いものを『置くだけ』を意識して訪れる人の目に留まるよう石の加工物を配し、それらを飾り気なく緑で包み込む。レストラン棟と宿泊棟を繋ぐ広場にはお隣、石川県小松産の滝ヶ原石を使用。すっかり馴染むのは何故だろう。土地の持つ歴史にあたかも寄り添うようにただ『ある』やはり人の手の入った石素材は素晴らしい。